「人いちばい繊細な人たち」と称される
HSPの持つ気質について
エレイン・アーロン博士が1991年から高敏感性の研究を開始
人口の15〜20%と言われ、人に限らず100種類以上の動物にも同じ気質が見られることから、「繊細さ」は生きとし生けるものすべての生存本能であり、「生き残るための戦略のひとつ」であると考えられている。
HSPという気質には、アルファベットの頭文字を取った『DOES(ダズ)』と呼ばれる4つの特性があります。
4つの特性全てに当てはまるとHSPであると定義されています。
① Depth of proccessing
考え方が複雑で、深く考えてから行動する
・一を聞いて十のことを想像する
・調べ物を始めると、深く深く掘り下げる
・天お世辞や、嘲笑をすぐに見抜く
・物事を始めるまでに、あれこれ考え時間がかかる
・その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い
② Empathy and emotional responsiveness
人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
・人が怒られていると、自分のことのように感じ、傷ついたりお腹が痛くなったりする
・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
・人のちよっとした仕草、目線、声色などに敏感で機嫌や思っていることがわかる
・言葉の話せない幼児や、動物の気持ちも察することができる
③ Overstimulation
刺激に敏感で疲れやすい
・人混みや大きな音が苦手
・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅するとどっと疲れている
・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣く
・人の些細な言葉にも傷つき、いつまでも忘れない
・些細なことに過剰なほど驚いてしまう
④ Sensitivity to subtleties
あらゆる感覚が鋭い
・冷蔵庫の機械音や、時計の音が気になってしまう
・強い光や、日光の眩しさなどが苦手
・近くにいる人の口臭や、タバコの臭いで気分が悪くなる
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
・肌着のタグなど、チクチクする素材が我慢できないほど気になる
・第六感が働き、よく当たる
感覚が理解されないことや、他の人とは何かが違うという違和感から
生きづらさを感じることが多いようです。
明日は、HSPの2種類の型(内向型、外向型)について書いていこうと思います。
あなたにとって心の安らぎと幸福感が訪れますように♪